2005年07月15日

SCOに愛を

「Linuxのコードに著作権侵害の証拠は見つからず」--SCO社員のメールが公けに - CNET Japan

2002年に書かれた1通のメールがウェブ上で公開された。そのメールには、SCO Groupが社外コンサルタントに依頼して調査を行なった結果、Linuxのなかに著作権で保護されたUnixコードが含まれていることを証明するものは何も発見できなかった、と書かれている。



もう哀れとしか言えない。「このメールは嘘っぱちだ」とも言えないSCO。
はてさて、今のSCOが法廷で争おうとしている争点は一体どこにあるかというのは全くもってわかりませんが−−Linuxの著作権侵害?それって取り下げたよね IBMの著作権侵害?IBMの著作物だったって認めちゃったよね−−今SCOにこの手の話題があがったところで裁判で何を争いたいのかハッキリしてない以上は痛くも痒くもないような気がする。

だって、都合が悪くなれば毎度よろしく訴状書換えちゃえばいいんだし、判事がブチ切れて訴状破り捨てるまではそれを延々続ける気だろうから周りから何を言われようがどんな事実が露呈しようがSCOが掲げた争点が根底から覆されようが何だろうが死ぬまで粘着してくるでしょうよ。でなけりゃこんな事を長々と続けてませんて。

まあまず本格的に審議が始まればSCOは速攻で死にます。ただそれまでの間必死で手をかえ品をかえ粘着し続けているところを見ると裁判で勝つ事以外の目的があるとしか思えません。でなけりゃ手を引いて然る可きですから、この状況はどう客観的に見てもSCOに不利すぎ 裁判続ける意味無さすぎですから。そこを無理しているあたりを見るとどうも黒幕の存在を邪推してしまいます。以前は黒幕説をバカにしていたのですがどうもこういう状況になってくると怪しい。
posted by bf109 at 22:47| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Apple PPCやめてintel archに

@IT:頭脳放談:第61回 Intel採用でAppleが得るもの

「Apple ComputerがIntelのプロセッサを採用するらしい」といううわさが流れた直後は、一部に「冗談でしょう」といった反応もあったようだ。だが、公式発表が行われ、その内容が伝わるにつれて、だんだんと冷静に受け止められ始めているように見える。これは、筆者のようなApple Computer世界とは別世界で生きてきた人間からすると、少々意外な反応である。



どうも身の回りやネット上でよく目にするMacファンには「PPCはApple御大が作りあげた超絶プロセッサで糞インテルの糞アーキテクチャなんざ前時代的なゴミクズ。G5こそ真理」なんて感じで誤解しちゃってる人もいるんですがAppleは過去から現在においてCPUを作ってませんし設計や開発に関しても技術的な面では一切タッチしてません。モトローラ時代でもそういう勘違いをしてた人が結構いました。ちなみに言うまでもありませんがPPCはIBM謹製Powerプロセッサの廉価版です。

さてPowerプロセッサは遅いかどうかと言えばNOなんですけども、PPCはどうかと言えば世界最速を唱っていたG5もどちらかと言えば時代をちょっと読み間違えた感じになっちゃいました。今や性能よりは省電力、静音、低発熱の時代でそれはintelのpen-M cel-Mが示している通りです。さらに言えば出た当時のAppleによるベンチでは最速(どういった環境でどのようなテストを行なったかは謎)でしたが今は大見得きって最速だとも言えません。

まあ、ただLinus曰く「手軽に手に入る64bit環境」としては安くていいです。AMDの64bit環境はまだ高いしintelの方のハイエンド向けCPUに手を出すのも金銭的に厳しいという人にとってはG5の最安モデルは実に良い64bit環境です。あくまでLinus同様 64bit Linuxを堪能する環境として上質というだけの事ですが。

でもってハイエンド環境は64bit化→マルチコア化の流れがありこれもPPCでは乗り遅れてます(64bit化はG5では対応済みですがOSやアプリ側での対応がまだイマイチ、マルチコアは見通し立たず)。こういう状況を考えればApple側からしてみれば「すがりついても冷たいIBMに頼るよりもintel archの方が進んでるし、ほっといてもAMDとintelで勝手に競争して伸びていってくれそうなので将来性がある」、IBMからしてみれば「Appleしか買わないPPCのために時間と金かけたくない」。intelへの移行は当然のような気がします。

で、このintelへの移行が生み出す効果というのが単純に考えてApple製PCの価格が下るというのが最も大きいんじゃないかなと思います。そいでもってAppleがこれまでやってきたサードパーティ締め出し大作戦もintelへの移行をもって終了となるんじゃないかなー等と予想します。intel archのPCに独自要素を付加しない限りMac互換機がいくらでも生れてくる可能性があるわけです。まあここらへんはBIOSを独自物にしてしまうとかして、Apple謹製BIOSが入ってないとMacが入らないブートしないといった環境にしてしまえばいいような気もしますが。そうなるとマザーは結局独自物(あるいは既存マザーに独自BIOS入りチップ)になるんじゃないかなと。

例えば何の対策もせず単純なintel arch PCにMac OS for x86を載せて走らせるとなると、これまで散々周りから叩かれながらやってきたakia撲滅運動だとかeOne叩きなんかがまるで無駄になるわけです。つまりはMacOSとMacOSが走るPCを独占したかったAppleの思惑が水の泡。Apple謹製PCでWindowsが走りLinuxが走りの、Apple以外製のPCの上でMacOSが走りのでApple(のこれまでの政策上の都合)としては最悪です。よって私は同じintel archでも動作するOSに対しての何らかのハードウェア制限をかけるんじゃないかと(例えば先程のBIOSの例)。

さらに問題として、intelへの移行がスムーズに行なえるかというのがあります。例えばkernelそのものは既にx86でも動くのでいいのですが、そちらも万全とは言えない状況です。例えば同じオープンソースkernelとして先見の明があるLinuxと比較してもハードウェア(アーキテクチャ)そのものへの対応状況も微妙極まりなく、周辺機器への対応も進んでません。まあこれはx86向けSolarisよろしく金と時間をかけて必死こいてやればどうにかなるんじゃないかなとは思うんですが(といっても、Solarisもけして万全とは言えませんが)。

で、問題はこれまで一切考えなくてもよかった個々のアプリの他archへの移植性や実際の移植作業があるわけです。当然ながら如何にこれまで(考えなくてもよかったとはいえ)移植性に関する配慮をして開発をしてきたかが肝になるわけで、それ次第では当分PPCから抜け出せなくなりますし、無理をすれば全くもって安定しない糞OSに成り下がる可能性も十分にあります(一部の狂信的なMacファンはほれみたことかintelなんか使うからと喜ぶ可能性もありますけど)。

なんだか取り留めがなくなってきていますが、「OSの普及」を目指すなら独自ハード+独自OSのセット販売よりは汎用的ハード+独自OSの方がいいような気もします。ただそれだと失敗してるOSメーカーが多いという既成事実が気にはなりますが、Appleにはそれなりのネームバリューもありますから例えばBeのような死にかたはしないだろうと思います。

パーツやOSの取り回しが効くようになって汎用性が高まれば自然とPCそのものは他のPCベンダ並に売れるんじゃないかなと思います。持ち前の「カッコイイケース」であればそこいらのダサPCベンダには負けないんじゃないかと。で、問題はOSなんですがMacがintel archに移植されるのは大歓迎で他所のメーカーのPCでも動くとなればMac(OS)ファンは普通に喜べるんじゃないかなと思います。なにせ今だってCPUこそ違えども中身はそこいらの安PCと何ら相違ないですから変にこだわりを持つ事自体おかしい。Macの可能性が広がる事の方がよほど喜ばしい事だと思うわけですよ。で、大きな問題は先程から挙げている通りAppleが何らかの制限をかけるかどうかです。MacOSが例えば東芝とか富士通あたりのダメPCの上でも動くとなればいいんですが、相も変わらずApple製PCの上でしか動かせないなんて事になるとお話にならない。そうなれば結局コストは下がってるはずなのにも関わらず他のよりも割高になって消費者からすれば「なんのこっちゃ」なわけです。

じゃあ、どうすればいいのか。Appleは当然MacOSに可搬性を持たせる必要があります。どのPCでも動く、ただしうちのPCではWindowsは付けて売らないといった形にせざるをえません。でなければWindowsの方が売れてしまうのは現在の市場の都合上仕方のない事ですから。例えば早速intel archのPCがAppleから発売されたとして、OEM Mac OS X版とWindows XP home SP2版 二つのモデルを用意して販売したとしたらXPのが売れます間違いなく、だってパンピーはWindows以外必要としてませんから(これに関してはLinux絡みの話でも散々書いてます)、それでもって人柱上等な人でもない限り移植されたてほやほやのMacOSなんかいきなり手をつけませんて。

もうここまでくるとほんとにWindows以外のOS受け入れられる余地はないんですが、Macにもまだ生き残る余地はあります。専用機です。といってもMacしか動かないクソPCという事ではなくて、例えば映像処理専用機だとかそういったもの。intel archでも何でもいいからとりあえず固定客を作らないと難しいです。Linuxはサーバーや組み込みあっての今の流行り具合であってけして個人向け販売やデスクトップOSとして流行ってるわけではありません。あくまでPCとしてのMacは、Linux同様ヲタ向けにしておいてOSやハードウェアを何らかの機能に特化させるというのが生き残る道なんじゃないかなと思います。もちろんこれは過去に書いたLinux絡みの記事同様、デスクトップOSとしてのMacの性能や機能の何が悪いというわけではありません。ただWindowsが幅を効かせすぎている現状、参入したところで勝目がないというだけの話で売り込むなら別の切り口から入っていった方がよかろうという事です。

まあここまで言ってなんですが、x86向けMacOS Xが出てそれなりにマトモな性能で動くようになれば私は買いますよ。出しても1万3千5百円までですけど。それ以上高いようならzeta買いますzeta。
posted by bf109 at 17:16| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

オープンソースはビジネスになりうるか

ITmedia エンタープライズ:フリーソフトでお金を稼ぐには (1/2)

「わたしは、フリーソフトを基盤に莫大な利益を出せるビジネスを構築することは可能だと信じているが、オープンソース・フリーソフト自体はビジネスモデルではないということを理解しなくてはならない。これは生産・配布の手法にすぎないのだ」



まあよくあるオプソビジネス論。
重要なのがオプソ=ビジネスという一次元的な発想で物事を見ちゃいけないという事。

要は引用文にもある通り生産と配布の手法の一つであって「ビジネスの一部分(プロセスの一部)」という事。よってこの手法を取り入れる事で益になるか害になるかは、どういったビジネスモデルの中にこのプロセスを取り込むのかとか、このプロセスに合わせてどうモデルを変えていくのかというところに集約される。

オプソにすれば儲かる、いやいやプロプラじゃないとビジネスにはならないよ といった一次元的な物の見方じゃ結局どちらであっても上手くはいかない。これをよくやるのがアンチや信者でこいつらは何も考えてないのと一緒、口五月蝿くて邪魔なぶん有害。

単純な話、ビジネスで成功するかどうかはオプソかプロプラかどうかという問題じゃなくて状況に合わせたビジネスモデルを構築できる奴が儲かる。MS然りRedhat然り。どっちつかず(行ったり来たり)のSunがイマイチうまくいってないのも未だどうオプソを取り入れていくか模索中故の事だろうし、逆にOSSメーカーとプロプラメーカーどちらとも仲良くできてるDellは客層が広がって利益に繋がっているしと。

一番誤解しちゃいけないのがオプソが売物になるかと言えばNO、オプソを使ってどうやって売物を作りどうやって売るのかが問題で、オプソである事というのが決定的なアドバンテージにはならないし、オプソにすりゃ絶対儲かるなんて事もない。コスト削減に関しても本当に下がるかどうかは状況によりけり、プロプラの方が安くあがる場合もオプソの方が安くあがる場合もあり「どっちらかが常に真」という事はない。
posted by bf109 at 16:12| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。