はい、テラワロス。
なんでよりによってESR?
彼はオープンソース界でも厄介な(そしてキモい)エヴァンジェリストですよ。
エヴァンジェリストの本来の意味("キリスト教"の福音伝道者、巡回説教者)に近く、彼は方々でオープンソースの素晴しさをクドクドと説いて回ってるわけです。昔はよかったかもしれませんが、最近ではオープンソース界内外でもキモがられる存在なんじゃないかなと思います。
まあその良さを説いてまわる…というのが単に客観論だったらいいのですけど、必ずしもそうじゃなくて「最高ですかー!」的なのもあり、どこどこの何々はクソで、こっちのあれこれは最高なのでよってオプソ最強 他は糞虫 みたいなのもありので見ててあまり良い気分にはなりません。この記事のMSに対するリアクションもヒドいもので、MS嫌いな人は腐る程世の中にいますが、あからさまにこういう態度を取るというのは彼の社会性を疑わざるをえません。
上手い例えをすると、MSのバルマーとか、大人しくなるまえのマクニーリとか、ジョブスとか、そこらへんと同じような感じです。メディアや人前に立ち、糞にも味噌にもならない事を大袈裟にかつ声高に叫び、信者達を奮い立たせ、無知な民衆に有る事無い事吹き込み…と。ただESRにはもう熱狂的なファンもいなければ、例に挙げた人達と違って権威もないわけです。まあそれぞれの人に特徴があって、バルマーは「支離滅裂な誹謗中傷(単に話下手なのかも)」、マクニーリは「兎にも角にも誹謗中傷(もの凄く攻撃的)」、ジョブスは夢の中で生きてますので妄言しか吐きません(高尚な未来像はありますが、具現化できませんし、会社自体もその路線からは離れて、確実な方法で金を稼いでます)。彼等は傍目に見るとピエロにしか見えないのでまだいいんですけど、ESRの場合はバカな事はあまり言わないのですが熱すぎる信仰心のためか口振り(あるいは文面)がキモいです。なんでキモいかというと、これまで単純なオプソの利点や良さに関しては語り尽されているため、彼の言葉はアンチMS、アンチプロプラに傾倒しすぎているわけです。そこが最高にキモい。他所を貶める事が単純に自分の利点のアピールに繋がると思ってるあたり、例に挙げた彼等と何ら違いはなく本当に愚か者です。
言葉(だけ)に躍らされる聴衆なんてのは世の中に腐る程いて、例に挙げた彼等も当然金をかけて何かを作らせたり直させたりするよりも、自分が前に出てくっちゃべる方が全体的なコストを考えると遥かに安いから方々でどうでもいい事曰うわけですけど、そういうのにのっかる奴は盲目的な信者か何も知らない自分で何も考えられない木偶人形だけです。そうはいっても、そうして喋る事が結構な効果を生んでるんだから不愉快です。実際ESRの書いた文章を喜んで読み伝える人もいますし(未だに!)、同様に例に挙げた人達の言葉をステレオタイプに垂れ流す人も多い。
さっきから私の私感ばかり述べていて申し分けないですけど、何が気に入らないかだけ言わしてください。一応彼等は会社の顔、ESRは一時期はオプソの顔として人前に出てて色々言ってたわけですが、その顔である連中が「やらない事をやると言い」「出来ない事を出来ると言い」「ある事無い事嘯いて他人様を貶め」てる暇があったら、もっとマシな物作れ、もっとまともな事をしろ、と常々思うわけです。
まあ、私も人の事を言えた義理じゃありませんがね。
とにかく、その反社会性の象徴とも言えるESRに対するLinusのリアクションが最高です。何を馬鹿な事を言ってんだと言わんばかりの冷たい反応。
オープンソースは敵視していないという姿勢を示したいMSも、人選間違えましたね。彼は社会人として役に立つかも微妙ですし、今はもう彼を熱く信奉する人もそう居ません。身内の造反で慌てて血迷ったんですかねぇ…?
posted by bf109 at 04:26| ☁|
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