2005年05月31日

休みがないぞ 元気もないぞ

くたくたです。前回予告した中古市場の話をやるのが面倒になってきますた。

やりますけど。

中古市場には我々消費者から見える範囲で単純にわけて二つのものがあります。
個人売買と、リサクルショップや中古屋等と言われるショップでの売買です。
今回はショップでの売買に注目してみようと思います。

今回は回りくどい書き方はやめにします 面倒なので。
この特徴はあくまで私がよく知る店舗の内情ですので、全てのショップにあてはまるわけではない事をあらかじめお断りしておきます。

中古ショップの特徴
・ジャンク品なんかは仕入れ値はゼロ円の物がほとんど、よって価格設定は店の方針や担当した人によってまちまち。
・CPUやメモリやハードディスクも仕入れ値ゼロ円がほとんど、これは基準があるけども値段つける人によって微妙に差異がある。
・中古の保証品として売られているものでも仕入れ値ゼロ円のものも結構ある
・仕入れ値は新しいからといって高いとは限らない。仕入先がどこかで全然違う。
・個人からの買取り金額は雀の涙。ある程度基準があってそれより低い場合はタダか有料での引き取り。(ただし廃棄にかかるお金よりはマシ)
・店頭には出ないが大規模なサーバーなんかもよく流れてくる(部品取って売るとか、お得意様に流すとかしてさばく)
・PCサーバーは案外多く入ってくる。価格設定は高め。ここは殆ど潰れた会社からの回収とか、リース会社からの回収。
・品物の殆どはリース会社からの流れ物、潰れた他店の流れものや、提携店での売れ残りもある。メモリなんかは他所の業者からタダで仕入れる事も多い。他のパーツは壊れたPCから生きてるものだけ抜いたりしてる。
・実は個人向け販売で儲けているのは、一部の高額商品(1〜3世代くらい前のモデルのノートPC)の取引のみでジャンクはどんだけ売上げても雀の涙。それでも良い時は一日合計60万売上げる事もある。その売上げの秘訣は業者向け販売。Pentium3の500から800クラスの一体型PCやノートなんかを一万円以下程度で30〜40台一気に売りさばく。このクラスのものは嫌という程よそから流れてくるのでいくらでも在庫がある。
・実はいかついデスクトップやスマートなデスクトップよりも、一体型PCが個人向け販売でも人気商品。

中古ショップで幸せになる条件
・マメに通う
・店員と顔見知りになる
・一見さんでもなんでもとりあえず価格交渉はしてみたほうがいい
・ジャンクは動かなくても文句は言わない
・ジャンクPCは中を見せてもらえるよう頼んでみる(通電はさせてもらえないかもしれない)
・とにかく色んな店員と話す(価格設定の基準や、価値観等を聞けたらベスト。ただし接客のみの担当の人だと何の話もならないので、品出しも担当している人を観察して探す)
・知り合いが中古ショップの店員になったら、安く手に入らないか聞いてみる
・店舗にない品でも、ジャンク担当の人に「奥にないかどうか」を聞いてみるといい(あれば売ってくれるし、まだ価格設定前なら安めにしてくれる可能性あり)
・クレジットカードはつかわない方がいい。別に使っても問題ないけど時間かかるし手続が面倒。予算を決めて現生を持っていくのがベスト。例えば今日は「1000円以内でグラボを探そう」とか「1万でデカいケースを買おう」とか「1万持ってって買えるだけジャンクを買おう」とか。
・ジャンクや中古に萌えられない人は、新品を買うのがベスト。自己責任やジャンクに伴うリスクが理解できないなら絶対オススメできない諸刃の剣。店舗とのトラブルは避けたほうがいい。店側で商品の状態の記述や説明に手落ちがあったとしたら付け入る隙はあるけど、そのあたりをマジメにやっているところだと手も足も出ない。説明や記述を理解できないのなら買わないのがベスト。(詳細は後述)

こんなところでしょうか。前述した店舗とのトラブルの件ですが、例えば状態に関する記述が「光学ドライブ不良」というだけなのに、他の場所が壊れていたら店に文句を言うのもありです。ただし事前に「返品返金交換不可」と言われていたら難しいものがあります。ですが泣き寝入りするのも嫌なので一応問合せしてみる価値はあるでしょう。

また、故障状況を克明に記述されている場合や店員から懇切丁寧な説明があったものの、理解できず家にかえってみたら動かなかった→店に問合せたらきちんと説明したし伝票の備考欄にもきちんと書いてあると言われたという場合は、手も足も出ません。その店はマジメだと思って自分の無知を呪うしかないです。

店員に説明を求めれば、マジメな店員ならその人にとって可能な限りわかりやすく説明してくれるでしょうが聞く側に理解できるかまでは別問題です。自分に商品知識がないと思ったら素直に新品を買うのが問題も後腐れもなくていいでしょう。ただ新品には予算的に手が出せないという場合は、店頭デモをやっている商品を狙って店員にその商品には問題がないかを確認した上で買うという手もありますが、いずれにしても知識がないのであれば中古屋にはいかないのがベストです。

要約
・ジャンクや程度の悪いものに関しては、店側はタダ同然で仕入れている事もある。とにかく価格交渉すべし。店側からしてみれば「幾らででも売れればそれで儲け」という場合があるから交渉の価値あり。ただしこれらを客側から口に出すと、追い返される可能性あり。「どうせタダで仕入れてるんだから安くしろよ」なんていうとダメって事です。
・ジャンク品には当たり外れがある。よって店側は返品交換を受け付けない事の方が多い。外れたら諦めよう。店側もジャンク品はチェックせずに出してる可能性が大(その旨は記述されているか、店員からの説明があるか、またはジャンクコーナーに注意書きがある)
・店員と知り合いになると、まだ出してない商品や出せない商品を見せてくれる可能性がある。どうせ出せないのだからと安く設定して売ってくれる事もある。珍品好きなら店員と仲良くなろう。
・品出しをしている人(商品に値段をつけている人)を見付けよう。コーナーによって担当が違うかもしれないので各担当を全て見付けられるとベスト。日によっても違うかもしれない(シフト制の勤務形態の場合)。見付ければこの人に価格交渉や、まだ出してない商品の事を聞けばOK。
・素人は新品を買え
posted by bf109 at 17:33| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 戯言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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