親族の力を借りつつ、思い出してまとめてみる。
まず、父の御下りMacを手に入れる。
それ以前から父が使っていたNECの機械をいじっていたという話もあるが、覚えてない。
そのMacを数年使うがボロになってきて買い換える事になる
お年玉 + 家族からの融資でNECだか富士通の機械を買う。
これも曖昧たしか当時小学生。始めてDOSに触れて驚愕。
Macが当り前だと思っていた痛い消防にはあまりにもショッキング。
とにかくDOSは勘弁とか思いつつも半年は使っていたはず。
それもゲームばっかりやってた。お向かいのアパートに住んでたお兄さん(たぶん今でいうヲタ)が、386BSDのインストールメディアを持っていて、どういう経緯かそれを入れてくれる事となる。無論BSDなんざサッパリわからないが、それで数年がんばった。何使ってたのか覚えていもないや。ハードは当時のまま。
Unixの精神だとか、BSDの精神だとかいうそんなものには何の興味なかった。
その後、Windows95が出て一気にWindowsマンセーになる ああやっとMacに追い付いたかと心から喜んだ。が、あえなく玉砕。期待は裏切られた。そう、もうとにかくわけわからん不具合が頻発したため欝になる。Windows98が出たときは少し喜んだ 不具合が直ってるもんだと思ったから。
Windows98を使いはじめて最初に驚いたのが、使ってるうちすぐ青くなる事。こんなんで仕事してる人が世の中には沢山いるのかと思うと社会に出る不安を感じた 当時中学生。
ネットでBeOSの話題を見た、なにやらかなりスゴイらしいという事で父が廃棄する予定だったMacを破格で買いとりBeOSを導入、一気にBeOSマンセーへ。BeOSのAPIリファレンスを読みながらC++の勉強を一時期的にやってた。崇高な理念なんかはこれっぽちもわかってなかった。
BeOSが落ち目になりつつあるような気配が見え隠れしていた
そろそろ次の行き先を考えねば…と思いつつ惰性で使い続けるものの、PPC用BeOSが出なくなるらしいという噂を耳にする。激しく欝。仕方ないので中古屋に走りベアボーンのDOS/V PCを買って、FreeBSDを入れた。流石に物置で眠ってたマシンは既に捨ててた。
どういうわけが、BSDマンセーにはならなかった。
何度か雑誌でチラホラ見掛けていたLinuxとやらがやたら流行っているという噂を耳にする。その時は入れなかった。
ぶっちゃけFreeBSDにも飽きてた。久し振りにWindowsでも触ってみるかと思い、Windows2000プレインストールのPCを買った もうこの時にはお年玉で買える程度の値段までPCが安くなってた。
Windowsは思いの外良くなってた。満足。だけど、三ヶ月程使ってると挙動がモタつく&落ちるようになる。イラついた。
思いきってLinux入れた…とここまでです。それからはLinuxばっかり。
Mac からいきなり 386BSD ってスゴイ人だなーとか思ってましたが、小学生のときから BSD …。タイニーゼビウスの作者が小学生だったと知った時以来の驚きです。
わたしも3.1、9x系 Windows の不安定さにイヤけがさして Linux に流れたクチです。DOS出身なのでUnix の操作も違和感なかったですし。あと Windows になってシェアウェアの割合が増えたのも原因だったような記憶があります。確か今は亡きLinuxMagazineの第2号でフォトショップ並みと紹介されてた GIMP を使ってみたいというのが Linux 入れた最大の動機だったかも。
まぁなんだかんだ言ってWindowsでしか使えないソフトやハードも多いので、今は宅サバとPDAはLinux、遊び系はWindowsと使い分けてる感じですね。(まぁサバやPDAも遊びの範囲なんですけど)
>Mac からいきなり 386BSD
当時やはり「OSを変える」なんて概念自体が私にはなかったように思います。386BSDをくれた御近所さんはある意味、私にとってかなり大きな存在でもあり、なんてことしてくれたんだ的な存在でもあり…最初は何も全然わからないので何度となくご近所さんの家に通いつめて…なんてことをやって基本操作を覚えたように思います。それこそOSは何であれ子供がする事なんて高が知れていて、御大層な事は(今でも)できませんが)。
その御近所のお兄さんが親切な人で私にも読めるように、平仮名と片仮名と簡単な漢字とアルファベットだけでコマンドリファレンスのようなものも作ってくれたり、毎日にように通いついめても嫌な顔もせず色々と教えてくれたりして、色んな意味で偉大な先輩だなぁと思います。朧げな記憶を辿ると、彼の家にはかなりの数のPCやら巨大なワークステーション(かミニコンか何か)もあったような気がして、かなりそっちの方向に熱心な人だったんだろうなと思います(ついでにお金持ち?)。
ちなみに父は、専門学校でMacを使ったCADの講師をしていた事もあってか、私の周囲には"先輩"や"先生"といった人達が多かったんだなと思います。
ある種の英才教育風味な事を小さい頃から受けていたせいか、今では親の期待がデカすぎて…
小さい頃から親しんでいるので、「慣れる」とか「覚える」といった事は極自然と短時間でできるんですが、それ以上の事となるとやはり人並に時間はかかりますし、向き不向きもありますからやはり人と同じで、天才でもエリートでもないんですね。ピアノでいう絶対音感的なものがあればなぁ…。
本格的に使いはじめたのが高校生(Windows2000あたり)からで、中学の頃は遊びで、まさか技術者になろうなんてこれっぽっちも思ってませんでした。プログラミングの勉強も本格的に始めたのが、ここ3年前後ですからまだまだド素人です。