「Linuxのコードに著作権侵害の証拠は見つからず」--SCO社員のメールが公けに - CNET Japan
2002年に書かれた1通のメールがウェブ上で公開された。そのメールには、SCO Groupが社外コンサルタントに依頼して調査を行なった結果、Linuxのなかに著作権で保護されたUnixコードが含まれていることを証明するものは何も発見できなかった、と書かれている。
もう哀れとしか言えない。「このメールは嘘っぱちだ」とも言えないSCO。
はてさて、今のSCOが法廷で争おうとしている争点は一体どこにあるかというのは全くもってわかりませんが−−Linuxの著作権侵害?それって取り下げたよね IBMの著作権侵害?IBMの著作物だったって認めちゃったよね−−今SCOにこの手の話題があがったところで裁判で何を争いたいのかハッキリしてない以上は痛くも痒くもないような気がする。
だって、都合が悪くなれば毎度よろしく訴状書換えちゃえばいいんだし、判事がブチ切れて訴状破り捨てるまではそれを延々続ける気だろうから周りから何を言われようがどんな事実が露呈しようがSCOが掲げた争点が根底から覆されようが何だろうが死ぬまで粘着してくるでしょうよ。でなけりゃこんな事を長々と続けてませんて。
まあまず本格的に審議が始まればSCOは速攻で死にます。ただそれまでの間必死で手をかえ品をかえ粘着し続けているところを見ると裁判で勝つ事以外の目的があるとしか思えません。でなけりゃ手を引いて然る可きですから、この状況はどう客観的に見てもSCOに不利すぎ 裁判続ける意味無さすぎですから。そこを無理しているあたりを見るとどうも黒幕の存在を邪推してしまいます。以前は黒幕説をバカにしていたのですがどうもこういう状況になってくると怪しい。