2004年08月14日

プログラミング作法


『プログラミング作法』『プログラミング作法』

税込価格: \2,940 (本体: \2,800)
出版:アスキー
サイズ:A5判 / 355p
ISBN:4-7561-3649-4
発行年月:2000.11
利用対象: 一般 





[この本の特徴]
プログラミングにおける「作法(マナー)」と「作法(作り方・アプローチ)」が載ってる。言語仕様は理解したがその次は…という人にお勧めの本。使用されている言語はCとC++とjava、その言語における最適な設計を考えるのに役立つ実例が多数掲載されている。同じテーマで3種類の言語を使い、異なった言語によって設計のアプローチを変えている点は非常に勉強になると思う。

[内容]
章毎に小規模な課題を中心にして、問題解決、設計、チューニング等を行なっていく事で実際の開発の雰囲気やノウハウが載っている。大まかな内容はコーディングスタイル(マナー)や、アルゴリズムの解説と選択方法、簡単なソフトウェアの設計、インターフェースの設計、デバッグとテスト、性能に関する諸問題の解決方法、移植性といったもので、どれも実用的なプログラムを作る上で非常に重要な事柄であるし、職業プログラマを志すのであれ体に染み込ませておくべき内容であると言える。現職の方も志望者の方も是非とも読んで欲しい一冊だ。

[感想]
「珠玉の−−」とは違って実在する言語で書かれているので読み易い、そして3種類の言語で、各々の特徴を活かした形のものが載っているので、とても勉強になる。単純にCとC++では実際に設計にどのような違いが現われるのかを、比較できる点が非常に良いと思うし、同じオブジェクト指向の言語であるjavaとC++では設計にどのような違いが現われるかというのも非常にためになった。
また、テストやデバッグに関する知識は、やはり個人でやっているとどうしても狭い範囲の事しかわからない場合が多いので、実例が伴う教材というのは意外に貴重なものであると思う。

[読者層]
・最低限、前述の3種類のうちいずれかの言語仕様を理解している人
・個人でプログラミングをしているが、自分の知識が標準的であるか自信がない人
・流れに身を任せているうちにプログラマという職についたが、いまいち周囲の技術者と協調できないという人
・事前に最低限度のマナーくらい習得しておくべきと考える勤勉な人
・現職の人間と技術的な会話を行なったら相手が自分の言ってる事を全く理解してくれなかった…しかも相手の言ってる事もイマイチ理解ができなかったという人
・自分の言葉を理解する人がいない、この世は無能者ばかりだと思っている自称スーパーハッカー
・とにかくこの本を読んでないプログラマやSE全員
posted by bf109 at 23:11| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

状況の分析と、それに合わせた設計を


『珠玉のプログラミング』『珠玉のプログラミング』

税込価格: \3,570 (本体: \3,400)
出版:ピアソン・エデュケーション
サイズ:A5判 / 305p
ISBN:4-89471-236-9
発行年月:2000.10
利用対象: 一般 





ひさしぶりの書評です。

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posted by bf109 at 18:29| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年07月08日

書評:これならわかるC++

これならわかるC++ 挫折しないプログラミング入門

前回書いた簡易書評とbk1のページに投稿した書評に加えて
更に詳細な書評を書きます。

[内容]
「簡単」の一言。スラスラと読み進められる。
多少、Cの知識があるのを前提としているところは見られるものの
全くの初心者でもアッサリ読破できるレベル。
この一冊を通してC++の表層を一通り舐める事ができる。
ただ、あまり深く掘り下げるような事はしていない。あくまで基礎中の基礎。最初に読む本としてはかなりお勧め。とっかかりとしては最適。

リファレンスとしては役にたたない。
STLなんかは、ほんの触りだけ。
オブジェクト指向に関しては、C++に絞った内容で軽く説明されてる。

[感想]
説明がわかりやすい。例が単純明解。説明が丁寧。
解説書としては良質。基本を大事にしたい人はいつも持っていると良い。内容は前述の通り単純で、これを読めばC++を極める事ができるというような物ではないし、C++の全てを解説してるわけじゃないので、若干物足りなさを感じるが、それでも内容は濃いめ。サイズ、ページ数を考慮しても十分な内容。

[対象とする読者]
C++からプログラミングを始めようという人
Cの知識はあるが、C++って小難しそうで苦手かもという人
とりあえずサラっと読めるC++の入門書が欲しい人
予備知識として基礎の基礎ぐらいは知っておきたい人
別の本でオブジェクト指向に関する講釈に頭を悩ませていた人
プログラミングを始めるにあたって、とにかく何らかのとっかかりが欲しい人
posted by bf109 at 20:01| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月20日

本を読む時 勉強する時

勉強というのは、基本的に疲れるものです。
あまり適切な言い方じゃないかもしれませんが
「人間が勉強して覚えよう」というもの程
「人間にとって不自然なもの」と言えると思います。
それが、ごく自然に理解できるようなものであれば
わざわざ勉強する必要なんてない というわけです。

その不自然なものと何時間も向き合っていると疲れないわけがありません。
そんなわけで、上手な勉強の仕方や本の読み方等を考えてみました。

まず第一に「集中の仕方やクセ」を分類したいと思います。
その人の性格といいますか、特性といいますか…。勉強に対する姿勢といいますか…気分の傾向のようなものです。

・集中型
一度、集中した状態に入ると一区切りつくか疲れるまで続けてしまうタイプです。物覚えが早く効率的である反面、集中できない時はとことん集中できません。特徴は気分や体調で左右されるよりも、外的要因に左右されがちという所でしょうか。集中状態に入れば外的な物には気をとられませんが、集中状態に入るまでが大変です。ただ、自分である程度制御できるようになるという利点もあります。

・気分型
内的要因に左右されるタイプです。要するに気分屋。
単純な例では「楽しい事・興味深い事」となれば比類なき集中力を発揮します。また、「今日はヤル気」「今日はやりたくない」といった「その場の気分」にも大きく左右されます。これは自分で制御できるようになるのは至難の技だと思われます。この気分型は天性のものではないかと思います。要するに変え難い性格的なものということです。一番厄介かもしれません(周囲にとっても自分にとっても)。

・中間型
どちらともつかないタイプです。気分にも左右され、外的要因にも左右され、集中できるタイミングが掴みにくい(自分でもわかってない)場合が多いです。また、集中力が短い傾向にあるようです。訓練次第では、集中型になれます。

私は気分型です。いずれにしても気分や集中の仕方や、その持続性というのはとても大事で、勉強をするにあたって「自分と折合いをつけながら」やっていかなければなりません。
無理しても良い事はありませんし、かといって自分に甘いと何も学べません。

でわ、本題に入ります。
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posted by bf109 at 21:21| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

併読開始

これまで、私はネット上の情報や知人からのアドバイスを参考にし独学でC++の勉強を続け、人様の書いた物を読む そしてそれを修正 校正するいった作業ならどうにかこなせる程度にはなりましたが、「自ら何かを作り出す」といった事は出来ませんでした。

理由は単純に、「設計」が出来ないのとC++への理解が「単に読み書きできるだけ」程度だったわけです。これはつまり「日本語が読み書きできるだけの人」が小説を書こうとか、論文を書こうとかしているのと同じなわけで、「日本語を上手に扱えるか」という意味で問題があります。私もそれと同様で「単に読み書きできるだけ」なので「自分で0からプログラミングする」という事がC++では出来ませんでした。

そんなわけで、この度bk1で三冊の本を買ったわけですが、単に読み進めていくだけじゃ面白くないので、色々と思うところをここに書いていこうかと思います。
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posted by bf109 at 16:46| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月19日

レッシング教授の新刊

『Free Cultue(仮)いかにメディアが法を使って〜』オンライン書店bk1

CODE,コモンズに続くレッシグ教授による第三弾。

現在、各種の分野で著作権強化が見られ、またメディアの集中と排除による独占と排除体質も随所にうかがえる。著作権にまつわる主張や訴訟沙汰の多くは極端であり、文化保護に貢献するとは思えないものばかりだ。



仰る通り。仰る通りですが、こればっかりはアメリカの法律が変ってくれないとどうしようもない感じです。
ついで、我が国日本も変ってほしいもんです。日本ではそれほど奇天烈な著作権の主張や特許は多くないのですが、アメリカともなればもう面白い程にあるわけです。

この雁字搦め時代が、20年早く来ていたら世の中どうなってた事か…
さらに遡ってAdaさんが初めてプログラミングした時代からこうなってたら?と思うと怖くてたまりません。

もちろん、この現状にも恐しいものがあります。ただ、この現状は「この現状の中で生きてる我々にとって」は、まだそれ程恐しい物ではありません。実害はありますが、この中で生きてるからこそ耐えられるんです。

これが10年後 20年後になってどういった皺寄せがくるかと思うと、憂鬱になります。個人的にはオープンソースに期待したいところですが、何事もそう上手くはいかんでしょう。

益々若い世代が育ち難い環境になってまいりました…。できる限り早く現実に則した著作権法と特許法の改正が求められます。
posted by bf109 at 23:03| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年06月16日

次に買う予定の本

コード・リーディング オープンソースから学ぶソフトウェア開発技法
600を超える実用的なサンプルコードを使用して、優れたコード(とそうでないコード)の見分け方を解説。コードの読み方や注目すべきポイントから、自らのコードにそれらの知識を活かす方法までとりあげる。



他にもいくつか買う予定ではいるけど、中でも興味深い本。
若干オープンソース万歳な感のある本だけども、現実的な実例と解説があるという点では下手な教科書よりは
遥かに良い教材になるんじゃないかと。

かの有名なRubyのまつもとゆきひろ氏が、携わっているようでそこも興味をひきます。
posted by bf109 at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

学者にとっちゃ科学が神

悪魔に仕える牧師 なぜ科学は「神」を必要としないのか
無人島に携えていくべき万能の道具。それこそ「科学的思考」である。宗教などの理知に反する営みを斬って捨て、科学的思考だけが信頼に足ることを、進化論ほかのさまざまな主題にからめて説く、ドーキンス初のエッセイ集。



それにしても言い得て妙ですね。悪魔かどうかは、信心深い人とそうでない人にわかれるでしょうけど。
#今時、科学を悪魔だという人なんていないとは思いますが
そもそも科学や技術というのはえてして宗教っぽくなりがちですね。
何かを唱える人というのは、その何かを信じてやまない つまり科学においても信仰心に似たような感覚を持ってるんではないかと。
ただ、ほんとうの宗教と違って科学や技術というのは理屈があって、一応(大抵のものは)筋が通ってます。
得体の知れない何やら凄そうな人ならざる者よりは、よっぽどわかりやすくて現実味があります。
その理屈と現実味を信じてるわけです。

ただいくらなんでも「宗教などの理知に反する営みを斬って捨て」なんて言うのはどうかと。
自分らのやってることも、宗教の勧誘と大してかわらんよ。
理解できないか興味のない人間からしてみりゃ、何らかわりない。

この本読んでみたいけど、もうお金ないや。
もしかするとトンデモ本かもと期待してみる。あー読みたい。
posted by bf109 at 20:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

C++の本を三冊購入

御購入

Accelerated C++
変わり種。話の進め方が普通じゃない。配列の前にvector、ポインタの前にイテレータが出てくる。
C経験者で「知ってる事を何度もやらせんな。俺はC++がやりたいんだ」という人向け。
訳書なので、それが苦手な人には向きません。ですが、訳はかなりマトモな部類だと思います。

STL標準講座 標準テンプレートライブラリを利用したC++プログラミング
C++をやるならSTLを使わなきゃ損、でなければ単に重たいC(に毛を生やした程度)。流石に言いすぎかも。
でもSTLを知らなきゃ何かと苦労すると思います。それに使わなきゃ勿体無いです 激しく便利です。
他にもいくつかSTL本がありますが、これは中でも安くて評判も良いのでオススメ。

これならわかるC++ 挫折しないプログラミング入門
安い、とにかく安いです。そして軽い 薄い 小さいと携帯性に優れていながら内容はしっかりしています。
さすがにページ数の都合で全てを網羅するというのは無理な話ですが、この値段であれば他にもう一冊くらい買っても
なんて事はないと思います。これからC++をみっちりと勉強しようという人は、この本をいつも傍らに置いておくと良いでしょう。

ついでに私が利用した本屋を紹介しておきます。


コンビニ支払いでも家までメール便できっちり送ってくれる所に惹かれました。
冊数によってはメール便優先でも宅配便になってしまったり分割配送になってしまう事もあるそうですが
その際の追加料金は無しというのも有難いです。

他にオススメできる本屋はamazonかesbooksですが、amazonはコンビニ支払いができません。
#コンビニ支払いができるならamazon以外では買う事はないと思います。

esbooksはコンビニ支払いの場合、自分で払込用紙を印刷するか番号をメモしてコンビニまで出向いて商品と代金を引き換える必要があります。手順が多いです。しかも十日しか猶予がありません。
bk1は18日間は大丈夫みたいです。(商品は先に届くので、支払いの猶予という事になります)
ついでに払込用紙は、送られてきたものに同封されているので自分で印刷したりする手間はナシです。

出荷までにかかる時間ですが、amazonは比較的スピーディーです。
esbooksは一体何をやってるんだと思うくらいに遅いです(2〜3日と書いてあるのに5〜6日かかる事も少なくなかったです)。
bk1の場合は、その中間程度といったところでしょうか。悪くはありません。
posted by bf109 at 01:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 本と勉強 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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