2005年09月22日

激しくインスパイア

ギブロの部屋

「この世はせこい奴ばかり、情けない。。情けない大人
まともに金儲けできない、脳がない、情けない大人
経営不振で大ピンチ、能がないからオレらの宝物盗む
インスパイヤは合い言葉 頭脳の中身はカブトムシと一緒ね
この世はせこい奴ばかり、情けない、情けない大人
まともに金儲けできない、能がない、情けない大人」



のまネコ問題、大変ですね。モナーがんがれモナー。
で、この唄なんですが、件の絡みで流行ってるみたい…?
確かにのまネコ問題にぴったりの歌詞。配布元にはmp3があり、flash化してる人もいるようです。

良い唄なので、のまネコ問題だけで終らせるのは惜しいと思い
この歌詞にぴったりあう事件を探してみました、というより曲を聞いて真っ先に思い付きました。勘の良い方ならすぐわかるでしょう。SCO問題です。
私としてはこの曲をavexだけなくSCOにも捧げたいところ。
posted by bf109 at 22:45| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多な物事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

近所の書店へ行ってみた

そして気付いた事

相変わらずWindowsの入門書は各出版社から沢山出ていて、しかもどれも値段が高くて分厚い。
Windowsの操作法を解説しただけの本とか、OEやらIEの使い方に特化した本なんかもあって、やはりこれらも辞書並に分厚い。千数百ページにも及ぶWindowsXPの操作法を記した書籍は割と売れているようです。さすが「誰でもすぐに簡単に扱えるユーザーフレンドリーなOS」ですね。とてもじゃないですけど、そんな本を通読できそうにありません。

意外だったのが、Linuxの入門書や資格絡みの書籍も増えてた。結構な数があって、それなりに需要が出てきたんだなぁと思った。入門書といっても、基本操作よりは何らかの目的(サーバー構築とか、1FDでルーター構築とか)に沿って基本の理解を深めて最終的に目的を達成するという内容になってた。種類は少ないけれどもコマンドリファレンスもありの、Linux kernelを通してCプログロミングを学ぶ書籍もありので多様な種類があった。値は結構張る。

そういえば、オープンソースのビジネス本があった。オープンソースをビジネスで利用にはどうしたらいいか等が載っていて、その際の注意としてSCO問題が例に取り上げられていた。その中でSCOはとるにたらない嘘つき企業として書かれていた。実際そうなんだけど、本の中でそんな事言っちゃって大丈夫なのかなぁ…とSCO本社の目には届かないだろうけど日本SCOの目 についたら最悪名誉棄損で訴えられるかもしれないのにねぇ…まあ悪いのは米SCOで日本法人の方は迷惑千万だったようだからあえて怒るような事もなさそうだけど…。
posted by bf109 at 19:44| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑多な物事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月20日

Opera無料化 最高すぎ

ウェブブラウザ Opera

なぜ無料?

Operaは、ブラウザ内の広告バナーを取り外しライセンス料金を不要にいたしました。 この画期的なニュースは、Opera の普及と、世界中の ユーザーの皆様からのご支援により、本日発表することが出来ました。 さらに、プレミアムサポートもご用意しております。



どういった経緯(理由)かはわかりませんが、PCでのOperaブラウザの利用が無料になりました。
たぶん携帯等の組み込み分野での業績が好調であるというのが背景にあって、PC利用はOperaの市場価値を判断するためのテストの一環のため無料化される…というのではないかと思います。例えば「これだけのユーザー数がありますよ」→「おたくの会社(携帯メーカー)の携帯に組み込みませんか?」的な売り込みの材料になるんじゃないかなぁと。

まあ、勘ぐるのはそこまでにして、とにかくOperaが無料化ですよ。未だIEのシェアは8割で断トツですが、Firefox共々人気のブラウザの一つであるOpera。無料化が引き金になって今後シェアものびるのではないかなと予測します。

Operaファンの皆さんおめでとう。

とまあ、ここまではおめでたい話。

Opera、無料版の広告掲載を取りやめ--ライブドアはパッケージを回収 - CNET Japan

なお、Operaの国内販売権を持つライブドアは、現在店頭でパッケージ販売しているOperaについて回収を始めた。販売済みのものについては11月30日まで同社でサポートを行うが、12月1日以降はOpera Softwareが直接サポートを担当する。



弊害もあって、livedoorがパッケージ版の回収と現在のユーザー(最近の購入者)への対応に追われているようです。livedoor販売分のサポートは徐々にOpera Softwareに移管されていくという形になる模様。また無償にはなったものの、有償サポートオプションもあり、無料化以前のユーザーはそのまま繰り越しで有償サポートコースへと自動移行するようです(期限がどの程度まで続くかわかりません)。またlivedoorではそのようなケースが好ましくない極最近の購入者に対し返金対応も行うとの事。
posted by bf109 at 19:21| 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月18日

戯事というか愚痴(BlogPet)

きょうは人に支配♪
bf109がここまでbf109はここにbf109で中小みたいな云々した?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「Messerschmitt」が書きました。
posted by bf109 at 09:06| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

MS血迷う

ITmedia エンタープライズ:Microsoft、オープンソースの教祖リクルートに失敗

MicrosoftはLinuxとオープンソースソフトに対する態度を軟化させているが、だからといってエリック・レイモンド氏を雇うことができるというわけではない。同社のリクルーターが、オープンソース運動の最も活発な推進者であるレイモンド氏に就職を持ち掛けてきたと、同氏が9月9日のインタビューで明らかにした。



はい、テラワロス。
なんでよりによってESR?
彼はオープンソース界でも厄介な(そしてキモい)エヴァンジェリストですよ。
エヴァンジェリストの本来の意味("キリスト教"の福音伝道者、巡回説教者)に近く、彼は方々でオープンソースの素晴しさをクドクドと説いて回ってるわけです。昔はよかったかもしれませんが、最近ではオープンソース界内外でもキモがられる存在なんじゃないかなと思います。

まあその良さを説いてまわる…というのが単に客観論だったらいいのですけど、必ずしもそうじゃなくて「最高ですかー!」的なのもあり、どこどこの何々はクソで、こっちのあれこれは最高なのでよってオプソ最強 他は糞虫 みたいなのもありので見ててあまり良い気分にはなりません。この記事のMSに対するリアクションもヒドいもので、MS嫌いな人は腐る程世の中にいますが、あからさまにこういう態度を取るというのは彼の社会性を疑わざるをえません。

上手い例えをすると、MSのバルマーとか、大人しくなるまえのマクニーリとか、ジョブスとか、そこらへんと同じような感じです。メディアや人前に立ち、糞にも味噌にもならない事を大袈裟にかつ声高に叫び、信者達を奮い立たせ、無知な民衆に有る事無い事吹き込み…と。ただESRにはもう熱狂的なファンもいなければ、例に挙げた人達と違って権威もないわけです。まあそれぞれの人に特徴があって、バルマーは「支離滅裂な誹謗中傷(単に話下手なのかも)」、マクニーリは「兎にも角にも誹謗中傷(もの凄く攻撃的)」、ジョブスは夢の中で生きてますので妄言しか吐きません(高尚な未来像はありますが、具現化できませんし、会社自体もその路線からは離れて、確実な方法で金を稼いでます)。彼等は傍目に見るとピエロにしか見えないのでまだいいんですけど、ESRの場合はバカな事はあまり言わないのですが熱すぎる信仰心のためか口振り(あるいは文面)がキモいです。なんでキモいかというと、これまで単純なオプソの利点や良さに関しては語り尽されているため、彼の言葉はアンチMS、アンチプロプラに傾倒しすぎているわけです。そこが最高にキモい。他所を貶める事が単純に自分の利点のアピールに繋がると思ってるあたり、例に挙げた彼等と何ら違いはなく本当に愚か者です。

言葉(だけ)に躍らされる聴衆なんてのは世の中に腐る程いて、例に挙げた彼等も当然金をかけて何かを作らせたり直させたりするよりも、自分が前に出てくっちゃべる方が全体的なコストを考えると遥かに安いから方々でどうでもいい事曰うわけですけど、そういうのにのっかる奴は盲目的な信者か何も知らない自分で何も考えられない木偶人形だけです。そうはいっても、そうして喋る事が結構な効果を生んでるんだから不愉快です。実際ESRの書いた文章を喜んで読み伝える人もいますし(未だに!)、同様に例に挙げた人達の言葉をステレオタイプに垂れ流す人も多い。

さっきから私の私感ばかり述べていて申し分けないですけど、何が気に入らないかだけ言わしてください。一応彼等は会社の顔、ESRは一時期はオプソの顔として人前に出てて色々言ってたわけですが、その顔である連中が「やらない事をやると言い」「出来ない事を出来ると言い」「ある事無い事嘯いて他人様を貶め」てる暇があったら、もっとマシな物作れ、もっとまともな事をしろ、と常々思うわけです。

まあ、私も人の事を言えた義理じゃありませんがね。

とにかく、その反社会性の象徴とも言えるESRに対するLinusのリアクションが最高です。何を馬鹿な事を言ってんだと言わんばかりの冷たい反応。

オープンソースは敵視していないという姿勢を示したいMSも、人選間違えましたね。彼は社会人として役に立つかも微妙ですし、今はもう彼を熱く信奉する人もそう居ません。身内の造反で慌てて血迷ったんですかねぇ…?
posted by bf109 at 04:26| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月15日

Firefox IDNの脆弱性に関する続報

FirefoxとMozillaの新版、まもなくリリースに--未公開の脆弱性に対応 - CNET Japan

Mozilla Foundationの関係者は米国時間14日、同グループが「Firefox」と「Mozilla」 の両ブラウザの新バージョンをまもなくリリースする計画であることを明らかにした。各ブラウザの新バージョンでは、先ごろ公表された深刻なセキュリティバグをはじめとする複数の脆弱性が修正されるという。



新バージョンではIDN機能の脆弱性は修正され、再びIDNの機能が有効化されるそうです。
個人的にはこんな機能いらないので無効化したままにしておきますが、まあマジメに対応しているという所はきちんと評価したいと思います。

きちんとした形で実装できたところで、その後にこの機能を無くすか保守を続けるかを考えてみてほしいなと。
posted by bf109 at 18:31| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月12日

Firefox IDNにまた悩まされる

ITmedia エンタープライズ:Firefoxに極めて重大な脆弱性

FirefoxにDoS攻撃を誘発する深刻な脆弱性が発見された。最新の1.5 β1も影響を受ける。Mozilla Foundationでは急遽パッチを公開した



firefoxではIDN機能はいずれ不採用になる、というような話をどこかで見聞きしたような記憶が…。とにかく"また"、IDN機能のおかげであれやこれやと悩まされているわけです。以前はアルファベットによく似た別の文字を用いたフィッシングサイトに関して騒がれていましたが、これも同じくIDN機能に起因する脆弱性(ソフト側の問題とは言えないが)なわけです。

正直この国際化ドメイン名(ドメイン名に日本語とかロシア語−の文字−が使える機能)はほんとに必要な機能なのかが疑問です。まあ記号としてのアルファベットの羅列で何らかの意味を表現しようとする場合、ダブる事もあるし、ダブりを避けるため冗長になる事もしばしばで表現の幅を広げるにはよかろう…というのはわからんでもないのですが弊害が多すぎる。当然先程のフィッシングサイトの件も勿論の事、複雑な実装やブラウザという攻撃を受けやすい特性上の問題もありますからねぇ。まあ今回の件は御粗末なミスに起因する脆弱性ではないかと予測するんですが、これを機会にIDNの必要性についてもう一度きちんと考えていただきたい。


国際化ドメイン名から受けられる恩恵ってなんなんですかねぇ?
日本語だから日本人にわかりやすい、といっても冗長すぎませんか?
もうどのブラウザもIDN機能を採用しない方向でおねがいしたい。そしたらいずれ消えるでしょうしね。
posted by bf109 at 21:03| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月05日

バルマー曰く「グーグルぶっ潰す」

「グーグルをつぶす」--S・バルマー、幹部の転職に激怒 - CNET Japan

 MicrosoftのCEO(最高経営責任者)Steve Ballmerは、ある上級エンジニアから「Microsoftを退職してGoogleに入社する」と聞かされて激怒し、椅子を投げつけ、激しい口調でGoogleの「抹殺」を誓ったという。米国時間2日に公開された裁判資料から明らかになった。



なんかもう、ちょっとしたマフィアっぽいような…悪役マフィアが手下の裏切りにブチ切れるシーンっぽいです。

どの映画、アニメ、漫画、ときに実話において悪役の横暴ぶりは自分の首を絞める事が多い。ちょっとしたミスを犯した部下を殺すだとか、自分の意に反する者を次々と処刑するだとか。そうして無能者も優れた人材も糞も味噌もなく次々と失っていくわけです。ヒトラーもそうでしたね。

部下がグーグルに移籍するくらいで、グーグルを潰そうだなんて子供じみた発想が出来るだけでかなりのもんですね。

よくこのブログでも書いてますけど、MSが嫌な会社なのはゲイツだけのせいじゃなくて、むしろこのバルマー御大による部分が大きいです。

バルマーに捧げる名台詞
「貴公はヒトラーの尻尾だな」
posted by bf109 at 17:52| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月02日

Linuxを使わない理由 Windowsを使わない理由

スラッシュドット ジャパン | Linuxを使わない5つの理由

antiunity曰く、"「Linuxを使わない5つの理由」という記事が本家で紹介されていた。肝心の理由は、以下の通り。

1. Linuxはややこしすぎる
2. Linuxはセットアップが骨だ
3. アプリケーションが足りない
4. secureでない
5. Linuxは高い

「一体どういうことだ?!」と思うものもあったが、読めば納得はできる。それなりに笑える。"



私の場合、この「Linux」という文字列を「Windows」という文字列に置き換えて頂ければそのままWindowsを使ない理由となります。

Linuxを使わない理由というのは人それぞれあるでしょうし、その他にも多くの人にして共通して言える理由もあると思うのですが、ここで挙がっている理由のうちほとんどが的外れだと思います。まあ意見にバイアスがかかっているんでしょうけどねぇ…。

なんで意見が偏向するかというと、これもまあWindowsアンチかつLinuxerのWindows語りと同じくLinuxアンチかつWindowzerのLinux語りなんじゃないか…というのは言いすぎですが、多かれ少なかれ「Windowsを主体として考え、Linuxを奇異なるものとして見てる」という部分はあるでしょう。なんでかっていうと、Linuxはどう足掻こうが非標準なOSに変りないわけです。もちろんサーバー用途では勝利を収めたOSとそろそろ言ってもいい頃だとは思うのですが、個人利用の範疇ではどうしても知名度や認知度、あるいは一般性が問題になる。極論で言えば最初からパソコンに入ってない事が最も大きな問題であると言えます。正直OSのインストールの手間ではパッケージ版(またはOEM版)のWindowsをインストールするよりも、最近のモダンのLinuxディストリビューションの方がインストールにかかる手間も時間も少ないし操作も簡単です。

一応言っておきますが、「インストール=必要なファイルをHDにコピーするだけ」ならどっちも大差ないのですが問題は「使えるようになるまで=デバイスドライバの設定、環境設定」を含めて「OSのインストール」と定義します。

で、私なりに幾つかLinuxが使われない理由を考えてみます。まずはWindowsとLinuxにかかる手間の比較から入ります。

先程最も大きな問題としたパソコンに最初から入ってないという部分なんですが、Windowsの場合も「最初から入ってない場合」というのが少ないですが存在します。例えばOS無しモデルのPCを買った場合、自作で組み上げた場合、中古でOS無しを買った場合(あるいはOEM版Windows付属)を買った場合です。つまりはリカバリ付き且つリカバリ済みのメーカー製PCを買ってない場合です。この場合こそ前述の面倒な手間が出てきます。この手間が非常に大きく、自分でハードウェア構成を細かく把握できておらず、デバイスドライバを探し出せない場合は真っ当に稼働させる事すらできません。まあそこまで無知であれば何のOS使っても同じですが。

Linuxの場合、自動認識ツールによって大抵のデバイス(独自機構を備えたアレゲデバイスでない限り)は認識しますし動きます。この点は昔と大きく変りました(そして、未だに認知されていない部分でもあります)。もし認識しない(ドライバが入ってない)場合でも、内蔵デバイス(ボード類)であればlspciで何が入っているかわかりますし、外付け系のデバイスであればdmesgを見ればわかります。認識(動作)しない状態であってもベンダとデバイス名くらいはわかります。よってドライバが存在しているかどうか、そしてどこにあるのかを調べるのは簡単です。前述の括弧内に書きましたが、特殊なデバイスの場合はドライバが存在しない事もありますので、万能かつ万全ではありません。

Windowsの場合、古いデバイスでない限りはドライバは大抵の場合存在します。まあこれも必ずとは言えませんが…例えばSony製PCのデバイスドライバを全てネット上から手に入れる事は出来ません(不可能ではありませんがライセンス違反、あるいは法に触れます)。無論Sony製に限らず何のデバイスが認識できなくて、何処のメーカーの何のドライバが必要かをきちんと知っていないとドライバの入手は非常に困難で、しかもWindowsはそれを知るための手助けはしてくれません。せいぜい「イーサネットコントローラー」とか「マルチメディアオーディオデバイス」とかいう形で認識してくれれば良い方で、困るのが「不明なデバイス」として認識してしまう事です。Windows単体ではベンダ情報は(見て簡単に理解できる形では)出してくれません。そこらへんはユーザーの努力と根性に委ねられています。当然ながら使えなきゃ困る場合は必死こいて探すわけですが、その手間がデカい。場合によっては数時間、数日かけてドライバ探しとインストールに追われ、それが終ったと思えば今度は環境設定、次にソフトのインストールと設定とやらなきゃいけない事は多いです。Windowsのインストールが楽と大見得きって言えるのはメーカー製PC付属のリカバリディスクからリカバリをかけるときのみです。

さて、今少し触れましたがソフトウェアのインストールとその後の管理の問題があります。Windowsではユーザーが追加したサードパーティ製ソフトのインストールとアンイストールの情報の管理はしてくれますがバージョン管理まではしてくれません(記録には残されますが、それだけです)。Windowsアップデート管理できる範囲、つまりはMS謹製のソフト(Officeとかのマイナーチェンジ)やOS付属のソフトに関しては管理できますが、それは極々小さな部分です。Linuxの場合は大抵ソフトのインストールはパッケージ管理システムを通して行います。パッケージ管理システムが存在しない(あるいは小規模な機能しかない)ものもありますが、今となっては例外的です。パッケージ管理システムのおかげで大抵必要なものは揃い、管理の枠を外れたところでのソフトのインストールを行なうケースは稀(あっても余裕で把握できる程度)で問題にはならないでしょう。細かいバージョン管理も出来てアップデートへの追従も楽です。ソフト間の依存関係の解決や、それらのバージョン管理が一括して行なえる点としては非常に優位だと思います。無論インストールの手間もコマンド一発(またはクリック数回)で出来るため非常に少ない。ちなみに設定にかかる手間は物によってまちまちなため比較はできません。

正直いって、どっちが楽かと言えばLinuxだとハッキリ言えますが、それは私がオープンソース界隈にあるソフトウェアに関する情報を持っているから、そしてLinuxの使用経験があるからであって、「Windowsは使った事があるが、Linuxとその上で動くソフトに関して何の情報も知識もない」という人にとっては、見た事も行った事もない異世界に何の予備知識もなく飛び込むのと大差ないわけで、そんな世界でいきなり自由に生活できるかと言えばはっきり言って不可能。まあこれはWindowsにも言える事で初めて使うのにいきなり使いこなせるかと言えば同じく不可能。そこまで人間に優しいOSなんてのは地球上に存在しません。

Windowsにすっかり慣れた身では、Linuxを使ったところですぐには便利に感じないでしょうし、それどころかWindowsとの違い(善し悪しと言えない部分であっても)が問題になり「違う事は悪しき事」になっちゃったり。当然逆も言えるわけですがネイティブなLinuxerなんて非常に稀でしょうから、立場的にはLinuxはいつも悪い。だって大抵の人はWindowsユーザーで、今のLinuxerだって大抵はWindowsユーザーだった人、あるいはMacユーザーだった人で、ほとんどの場合は他のOSから流れてきた人(あるは往き来している人)でLinuxコミュニティは構成されています。そんなわけで、中からも外からも「元に使っていたOSと常に比較し、それに近付けようとする」勢力がいるわけで、私の嫌いな「LinuxのWindows化」が進むわけです。一見Linuxを愛してやまないように見えても、Windowsとの違う部分を見付けては「ここは良くない」と思ってしまう人もいるわけです。根底にあるOS観がWindows主体である人が圧倒的に多い、コミュニティの中にしても外にしてもです。まあ事実上標準なOSですから仕方のない事ですが。

そんなわけで、単純にLinuxを使わない理由を纏めると「Windowsじゃないから」とか「Windowsと違うから」でしょうよ。Windowsとほぼ同じにすればWindowsを使うわけですし、こういった意見を全て取り入れるのは自滅への道でしょうね。開発者の中にもWindowsとの違いを安易に悪だと思ってしまう人もよく見受けられます。標準化を推し進めるのいいのですが、なし崩し的にWindowsが「標準」になってしまっているため、それに合わせる事が良い物を産む事に繋がると思われると困ります。

あと1つ、Linux上で動くメジャーアプリの殆どはWindowsに移植済みであるという点があえてLinuxを使う理由を無くしているというのがありますが、もともと「Linux専用」というソフトが乏しい(システムに密着した部分を除く殆どがマルチプラットフォーム)。Windowsに移植済みの物はここ数年で大分増えましたが、それ以前から他所のUnix系OSでも動いてましたし、元よりソフトウェアの存在価値が、あえてLinuxを使う理由になっているという事はないでしょう。
posted by bf109 at 01:20| ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月23日

商業的な観点から見たLinux

L・トーバルズ:「Linuxの商標ライセンス料は1セントももらっていない」 - CNET Japan

Linuxの生みの親であるLinus Torvaldsが、Linuxの商標保護の正当性を主張するとともに、2次ライセンス供与は採算に合わないと主張している。




私のような一般利用者から見ればLinuxはタダの割に質のいいOSという事でありがたい事この上ないわけなんですが、商業的な観点から見るとタダかタダでないかが理解できなくなっている人がいます。

Linuxの商標に関する問題がそれでOSの利用そのものにはお金はかかりません。もちろんRHELのような商用パッケージであれば入手やサポートにお金はかかるものの、中に入っているものの殆どは基本的にタダで入手できます。で、そこの何を勘違いしたかというと、ソフトウェアとしてのLinuxを何らかの形で利用しており、更に事業や企業の"名称として"「Linux」という名前を利用しようとした場合「どちらにお金がかかっているか」がわかってない(または報道できちんと伝わらない)というものです。このお金のかかる場合というのは、「Linuxではない物(事)にLinuxという名をつける場合」であって、例えば「ナントカLinux株式会社」とかいう場合です。

商標にお金がかかるのは、単純にLinuxという名のつく物がそこらじゅうに溢れるのを避けるためなのですが、どうもこの事に対する理解者が少ない。Linus自身はこの商標で得られる(と予測される)収益にはタッチできない(貰えない)という事なのですが、どうもその辺を絡めて意味のない批判をする人が多いわけです。つまり名前もオープンソースなんだから好きに使わせない時点でオープンソースの理念に反する(偽善的だ)とか。この批判の中身は非常に浅いです。特に特許問題と絡めて商標保護を批判するというあたりは頭悪い。「なぜ特許が問題視されているのか」を全く理解せず、単純に「特許を批判している奴が商標を主張しようだなんて自分勝手」と曰う。商標とは何のためにあるのか、特許とは何のためにあるのか、特許が問題視されている理由は何か、なぜLinusは商標の保護を訴えるのか、それぞれキチンと理解した上で批判すべきです。批判というのは「気に食わないと思ったらすぐに騒ぐ」だけでは何にもならず、的確な批判をするには「それを気に入っている人の何倍も、その物事に詳しくないと出来ない」のです。少なくとも自分が批判した際に出てきた単語や時事の意味や内容くらいは詳細に理解していないと何にもなりません。単に「Linusは特許の事を気に入らないらしい→なのに商標は主張するようだ→なんて勝手なやつだ」じゃ何の意味もないです。
posted by bf109 at 17:14| ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 外界での出来事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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